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不要で古い茶道具は買取できる?種類や買取相場・高価買取のポイントや手入れ方法を紹介

こんな記事はこんな人にオススメ
  • 茶道具の買取り相場が知りたい方
  • 高価買取されやすい茶道具の特徴を知りたい方
  • 茶道具買取りの流れが知りたい方

茶道具は、日本の伝統文化である茶道を支える重要なアイテムです。しかし、使わなくなったり、古くなった茶道具をどのように扱えば良いか、錆びた茶道具が買取されるのかわからず、断捨離や処分に悩む方も多いのではないでしょうか。

​本記事では、はじめて茶道具を買取したい方にとって役立つ情報を紹介しています。不要になった茶道具の買取可能性や、茶道具の種類ごとの特徴と買取相場、高価買取のポイントにくわえて、買取前に行いたい手入れ方法について詳しく記載しています。ぜひ参考にしてください。

茶道具の種類と特徴・買取相場は?

茶道具は、茶の湯の文化を支える重要な道具であり、さまざまな種類のものがあります。主な茶道具とその特徴を以下に紹介します。

茶碗(ちゃわん)

抹茶を点てる際に使用される器で、形状やデザインは多彩です。季節や茶会のテーマに合わせて選ばれることが多く、陶芸家の個性が反映されます。

茶碗の買取相場は10万〜15万円程度ですが、茶碗は有名作品の場合、数百万円程度になることもあります。

茶杓(ちゃしゃく)

抹茶を茶器からすくい取るための道具で、主に竹製です。微妙な形状の違いがあり、流派や作家の特徴が表れます。

茶杓は有名作品の場合、35万〜60万円になることもあります。

茶筅(ちゃせん)

抹茶を点てる際に使用する道具で、竹製の細かい枝で構成されています。抹茶を均一に混ぜ、泡立てる役割を持ちます。

茶釜(ちゃがま)

お湯を沸かすための鉄製の釜で、茶室の中心的存在です。デザインや装飾が多様で、職人の技術やこだわりが反映されています。

茶釜の買取相場は10万円前後となっていますが、有名作品の場合は500万円の値がつくことも。保存状態が良いものは高価買取がされやすい傾向にあります。

風炉(ふろ)

風炉は茶釜を置き、お湯を沸かすための炉です。季節や茶会の形式により使い分けられます。

一般的な稽古用の風炉は1,000〜1万円程度となりますが、有名作家の作品であれば30万円以上の買取価格になることもあります。

茶掛(ちゃがけ)

茶掛は、茶室の床の間に掛けられる掛け軸で、茶会の趣旨や季節感を表現します。 書や画の内容、作者、保存状態がによって買取価格が変わります。 

特に有名な書家や画家の作品、茶道の大家によるものは50万円前後で取引されることがあります。 保存状態が良好で、シミや破れがないことが重要です。

金瓶、銀瓶(きんびん、ぎんびん)

金瓶や銀瓶は、茶席で湯を沸かすための道具で、その素材や作りから高級感を演出します。 素材の純度、重量、デザイン、製作者の銘などが評価の基準となります。 

特に著名な金工師の作品や、希少なデザインのものは高価買取の対象となります。買取相場は3万円前後から数百万円になります。近年、日本の鉄瓶は中国で人気があるため、買取価格が高騰している傾向です。

香炉(こうろ)

香炉は、茶席で香を焚くための器具で、陶器製や金属製など様々な種類があります。 製作者、材質、デザイン、状態が評価のポイントです。

 特に古い時代のものや、名工による作品は50万円で買取されることがあります。 使用後は丁寧に手入れを行い、汚れや傷を防ぐことが重要です。

棗(なつめ)

棗は、抹茶を入れるための容器で、主に木製で漆塗りが施されています。 漆の質感や塗りの技術、装飾、製作者の銘などが評価の基準となります。 

特に蒔絵などの装飾が施されたものや、有名な漆芸家の作品は数百万円で買取されることも。 直射日光や湿気を避けて保管し、漆の劣化を防ぐことが大切です。

香合(こうごう)

香合は、香を入れる小さな容器で、陶器製や木製、漆器など多彩な種類があります。 製作者、材質、デザイン、保存状態が評価のポイントです。 

特に季節感のあるデザインや、名工の作品は高値で取引されることがあります。 香合の買取相場は有名作品の場合、70万円以上になることもあります。使用後は清潔に保ち、傷や汚れを防ぐよう心がけましょう。

茶箱、茶籠(ちゃばこ、ちゃかご)

茶箱や茶籠は、野点や旅先で茶を楽しむための道具を収納する携帯用の箱や籠です。 

材質、デザイン、付属する茶道具の内容、製作者などが評価の基準となります。 特に希少なデザインや、全ての道具が揃っているものは10万円前後の高価買取の対象となることがあります。

高価買取されやすい茶道具の特徴

茶道具を高価買取してもらうためには、後述で紹介している重要なポイントをおさえることが大切です。ここからは、高価買取されやすい茶道具の特徴を解説します。

有名作家の作品は高価買取のチャンス

著名な陶芸家や茶道具作家の作品は、市場で高い評価を受ける傾向があります。 特に、歴史的に評価の高い作家や、茶道の大家による作品は、その希少性と芸術性から高額で取引されることが多いです。

例えば、国宝や重要文化財に指定されている茶道具は、非常に高い価値を持ちます。 

保存状態が良いもの

茶道具の保存状態は、買取価格に直接影響します。 傷や汚れが少なく、使用感があまりないものは高く評価されます。 特に、漆器や陶器などは、ひび割れや欠けがないことが重要です。 

博物館などで所蔵されている、収蔵品の保存状態を維持するために、環境の整備や適切な管理が行われています。 日頃から適切な手入れを行い、湿度や温度の管理に注意することで、茶道具の状態を良好に保ちましょう。

付属品の有無も買取金額を左右する

茶道具に付随する箱や鑑定書、保証書などの付属品の有無は、買取価格に大きく影響します。 これらの付属品が揃っていることで、真贋の確認や由来の証明が容易になり、信頼性が高まります。 

特に、共箱に記された落款や銘は、作家の証明として重要視されます。 そのため、これらの付属品を大切に保管し、査定時には忘れずに提出することが重要です。 

掃除は軽くでOK!過度な掃除は買取価格が下がることも

茶道具の手入れは大切ですが、過度な掃除や不適切な方法でのクリーニングは、かえって価値を損なう可能性があります。

また、古い茶道具や繊細な装飾が施されたものは、専門的な知識が必要な場合があります。 汚れや埃を軽く拭き取る程度の手入れに留めておきましょう。心配な場合は専門家にクリーニングの相談をすることをおすすめします。

古すぎる茶道具は買取対象になる?

古い茶道具は、その歴史的価値や希少性から高額で取引されることがあります。 特に、国宝や重要文化財に指定されているような茶道具は、非常に高い価値を持ちます。

 ただし、保存状態が悪い場合や、真贋が不明な場合は、評価が下がることもあります。 古い茶道具を売却する際は、信頼できる専門家や買取業者に査定を依頼し、適切な評価を受けるのがおすすめです。

買取前に行いたい!茶道具の手入れ方法

茶道具の価値を保つためには、日頃の手入れが重要です。適切な手入れにより、茶道具の美しさを維持できます。

茶道具を洗うときは基本的に食器用洗剤は使わず、ぬるま湯で洗います。自宅にあるもので簡単に手入れができるため、使用後は以下の内容を参考に手入れを行ってください。

茶碗の手入れ

茶碗は使用後、まず柔らかい布で内側を丁寧に拭き取ります。 その後、ぬるま湯で優しく洗い、洗剤は使用せずに洗ってください。 洗浄後は、柔らかい布で水気を拭き取り、陰干しで自然乾燥させます。

保管する際は、完全に乾燥させてから布袋に入れ、湿気の少ない場所で保管することが大切です。

茶杓の手入れ

茶杓は竹で作られることが多いため、水洗いすると形が崩れてしまう恐れがあります。 

使用後はティッシュペーパーや柔らかい布などで優しく拭き取りましょう。 直射日光が当たる場所や乾燥しきった所に置くと割れる可能性があるので、通気のいい所で陰干しするようにしてください。

年に1〜2回ほど油煙を使って手入れするのもおすすめです。

茶釜の手入れ

茶釜は使用後、軽く水ですすいだ後、内部の水分をしっかりと拭き取り、錆びないように乾燥させます。 保管時には湿気の少ない場所を選びます。 また、外側の汚れは乾いた布で優しく拭き取り、湿気の多い場所での保管は避けるようにしてください。

茶道具の買取準備〜買取までの手順

茶道具の買取を検討する際、適切な準備と手順を踏むことで、スムーズかつ満足のいく取引が可能となります。 以下に、買取準備から買取完了までの流れを詳しくご紹介します。

買取準備:業者を探して相見積もりをとる

まず、信頼できる買取業者を探し、複数の業者に相見積もりをとりましょう。 相見積もりをとることで、適正な買取価格を把握し、最適な取引先を選ぶことができます。 

買取選びの際は、茶道具の買取実績や専門知識の有無、査定の透明性、手数料の有無などを確認すると良いでしょう。買取実績は各買取業者のWebサイトに記載されているので、そちらを参考にしてください。

買取準備:鑑定に必要なものを用意する

買取をスムーズに進めるため、以下の書類やアイテムを事前に準備しておきましょう。

・本人確認書類: 運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなどの公的な身分証明書が必要です。 

・買取希望の茶道具: 査定を希望する全ての茶道具を、清潔な状態で用意しましょう。 

・付属品: 共箱、仕覆、鑑定書、保証書、箱書きなど、茶道具に付随するアイテムが揃っていると、査定額が上がる可能性があります。 

これらの準備を行うことで、スムーズに買取を行うことができます。

買取の手順:宅配・来店・出張買取のいずれかを選び申し込む

まず、買取方法として「宅配買取」「来店買取」「出張買取」の3つの選択肢があります。 それぞれの特徴を理解し、ご自身の状況や希望に合わせて最適な方法を選択しましょう。

宅配買い取りの場合は梱包材がきたら送付

宅配買取を選択した場合、買取業者から梱包キットが送られてくることがあります。 梱包キットには伝票もあり、原則着払いとなっているので、送料がかかる心配はありません。

梱包材を受け取ったら、査定を希望する茶道具を丁寧に梱包し、破損しないよう注意します。 その後、指定された方法で業者に品物を発送します。 発送後、業者からの連絡を待ち、査定結果を確認します。

来店・出張買取の場合は予約して準備をする

来店買取や出張買取を希望する場合、事前に予約を行い、査定対象の茶道具や付属品を整理し、すぐに査定できる状態にしておきます。 

本人確認書類など、必要な書類を忘れずに準備しましょう。

契約成立の場合は現金振り込みや当日支払いでお金を受け取る

査定額に納得し、契約が成立した場合、以下の方法で代金を受け取ります。 来店買取や出張買取の場合、その場で現金を受け取ることが可能です。

宅配買取や一部の出張買取では、後日指定の銀行口座に振り込まれるケースもあります。 契約前に支払い方法を確認し、納得の上で取引を進めることが大切です。

茶道具の買取は古いものでも買取対象になる銀座蔵やへ

茶道具は小物類だから買取価格が低いのでは?と思う方も多いでしょう。しかし、本記事で紹介したように、有名作家の作品や、保存状態がいいものは高価買取されやすい傾向にあります。

銀座蔵やでは、茶道教室で使われる一般的な茶道具から有名作家の茶道具まで、買取を行っています。ご興味がある方はお気軽に以下のリンクにアクセスしてお問い合わせください。

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