銅の買取価格や買取可能アイテムは?銅の相場の決まり方や買取業者の選び方を紹介


- 買取可能な銅製品の種類を知りたい方
- 銅の買取り相場が知りたい方
- 銅の買取方法と手続きの流れを知りたい方
近年、貴金属の市場価格が上がっていることから、銀、銅で作られたアクセサリーや食器などの買取を検討する方が増えている傾向にあります。しかし、どのようなアイテムが買取可能で、どのように買取価格が決まるのかを理解するのが理解できずにいる方も多いでしょう。
本記事では、銀、銅製品の種類や買取可能なアイテム、買取相場の決まり方、そして信頼できる買取業者の選び方について詳しく解説します。これらの情報を参考に、適切なタイミングと方法で銅製品を買取を行いましょう。
銅製品の種類と買取可能なアイテム
銅は、美しい光沢や色、耐久性から、さまざまな製品に利用されていますは銅を使った製品は、リサイクルや再利用されたものなど、さまざまです。また、銅は多くの買取業者が取り扱っています。まずは、主な銅製品の種類と買取可能なアイテムについて詳しく解説します。
アクセサリー
銅は、独特の色合いと加工のしやすさから、アクセサリーの素材として広く使用されています。 特に、ブレスレットやネックレス、イヤリングなどの装飾品は、デザイン性やブランド価値によって高値で取引されることがあります。 これらのアクセサリーは、銅の含有量やデザインの希少性により、買取価格が変動します。
食器類
銅は熱伝導性と抗菌性に優れていることから、鍋、フライパン、カップなどに利用されています。 特に、職人の手による伝統的な銅製品やアンティークの食器は、買取価格が高くなりやすい傾向にあります。
使用状況や保存状態、製品の歴史的価値などが、買取価格に影響するため、銅の食器類がある場合は大切に取り扱いましょう。
美術品や小物類
銅は、美術品や装飾品の素材としても重宝されており、銅像や彫刻、置物、装飾的な小物類など、多岐に渡って使われています。 銅の美術品や小物類は、作家の知名度や作品の芸術的価値、保存状態などにより、買取価格が大きく異なります。買取価格や製品の情報元に不安がある場合は、事前に真贋鑑定を行いましょう。
楽器も買取対象に
銅は、楽器の素材としても使用されています。 銅のトランペットやトロンボーン、ホルンなどの金管楽器は、その音色や耐久性から高い評価を受けています。 これらの楽器は、メーカー、モデル、製造年、状態によって買取価格が決定されます。
しかし、楽器に使われている銅の素材は銅合金になります。以下の内容を参考に、大まかな含有量を調べておきましょう。
・銅70%亜鉛30%の合金で:イエローブラス(黄色みのある色)
・銅85%亜鉛15%の合金:ゴールドブラス(イエローブラスよりも金色に近い色)
・銅90%亜鉛10%の合金で作られたもの:レッドブラス(道のような温かみのある色)
上記の内容を参考に、銅の含有量を把握しておくと安心です。
銅のケーブルは買取可能?
銅は優れた導電性を持つため、電線やケーブルの主要な素材として使用されています。 使用済みの銅線やケーブルは、リサイクル資源としての価値が高くつきやすいため、一部の買取業者が取り扱っていることがあります。買取業者のサイト内にある買取品目に銅ケーブルが無かった場合は、事前に問い合わせをして買取ができるか確認しましょう。
銅のケーブルは被覆がついたままの状態では評価が下がることがあるため、適切な処理が施されていることが望ましいです。 また、盗難品の可能性があるため、信頼できる業者への持ち込みがおすすめとなっています。
銅の買取相場は何で決まる?
銅の買取価格は、さまざまな要因によって決定されます。 後述の要因を理解することで、より有利な条件での売却が可能です。ここからは、銅の買取相場を決定する主な要因を解説します。
買取商品に含まれた銅の質・量
銅製品の買取価格は、その製品に含まれる銅の純度と重量によって大きく左右されます。 例えば、純度の高い銅線(1号銅線やピカ線)は高値で取引される傾向があり、買取相場は1kgあたり500〜1,300円あたりと言われています。
一方、錫メッキが施された銅線など、不純物が混ざったものは評価が下がることがあります。 銅を売却する際には、同じ質や種類のものをまとめておくと、質や量を簡単に分別して保管できるでしょう。
貴金属の買取相場
銅の買取相場は、ロンドン金属取引所(LME)の国際相場を基準とした「銅建値」で決まります。 この銅建値は海外の政治などに影響されて変動します。国内の主要な金属メーカーが同建値を基準にさまざまな価格を設定していることにくわえて、買取価格にも影響します。買取前に最新の情報を確認しつつ、高値のタイミングで買取を行うと良いでしょう。
銅かメッキか分からない時の判断方法
自宅にあるアクセサリーや食器が銅製品が純粋な銅で作られているのか、それともメッキ処理が施されているのかを判断することは、買取価格に直結するため非常に重要です。以下の方法で判別することが可能です。
・磁石を近づける: 純粋な銅は磁石に反応しません。一方、鉄に銅メッキが施されている場合、磁石に引き寄せられます。
・色味や輝きの確認: 純銅は赤みがかった独特の色合いを持ちます。また、断面が赤色のため断面をみることで判断することが可能です。メッキ製品は表面の色が均一でない場合や、使用による摩耗で下地の金属が露出することがあります。
・専門業者への相談: 自分での判断が難しい場合、貴金属の専門業者に鑑定を依頼することが最も確実です。
その他、曲げるという方法もありますが、曲げてしまうと下の形に戻せない可能性があります。銅かメッキ化かを判断する際は上記の方法を活用して確認しましょう。
高価買取されやすい銅製品とは
銅製品の中でも、高価買取が期待できるアイテムには特徴があります。ここからは、買取業者で高価買取されやすい銅製品と製品の特徴を解説します。
ブランドものアクセサリー
高級ブランドが手掛ける銅製アクセサリーは、デザイン性やブランド価値から高額で取引されることが多いです。 例えば、シャネルやエルメス、ルイ・ヴィトンなどのブランドジュエリーは、市場での需要が高く、高価買取の対象となります。
銅の骨董品
銅の骨董品は美術的価値がつきやすいことで、銅の含有量や重量に左右されず、比較的高価で買取を行うことができます。骨董品を買取に出す場合は、化粧箱や鑑定書を用意して買取を行いましょう。古い美術品の場合は、真贋鑑定に出してから買取を検討するのもおすすめです。
鑑定書や箱があると買取価格が上がることも
銅のアクセサリーを購入した際についている鑑定書や化粧箱、保証書などの付属品が揃っていると、買取価格が上昇する傾向があります。 この付属品は、商品の真贋や品質、購入時期を証明する役割を果たすことから、買い手に安心感を与えるためです。 そのため、これらの付属品を保管しておくことが重要です。
スクラップは買取できる?
銅スクラップはリサイクル資源としての価値が高く、多くの業者で買取が行われていますが、買取価格はスクラップの種類や状態、市場の需給バランスによって変動します。 例えば、鉄スクラップの場合、重鋼スクラップや鋼板スクラップは高品質な鋼材の生産に適しているため、市場価値が高いとされています。
また、スクラップに塗装や異物が付着している場合、買取価格が下がることがあります。 そのため、スクラップを売却する際は、可能な限り異物を取り除き、清潔な状態で持ち込むことが高価買取のポイントとなります。
銅の買取方法と手続きの流れ
銅製品の買取を検討する際は、市場の価格変動の様子を見ながら適切な手順を踏むことで、より良い条件での取引が期待できます。ここからは、銅の買取方法と手続きの流れを解説します。
1. 業者への相見積もりや銅の手入れを行う
まずは、複数の買取業者に見積もりを依頼することが重要です。 相見積もりをとることで市場価格や各業者の提示額を比較し、自分にとって最適な買取の取引を行うことができます。
また、銅製品の保管状態は買取価格に直結します。錆や汚れを可能な限り取り除き、良好な状態で買取に出せるようにしましょう。
2. 買取業者を選んで依頼を行う
相見積もりをとったら見積もり結果や業者との相性といったサービス内容を総合的に考慮し、買取業者を選択します。 選定後、正式に買取の依頼を行います。 契約時は契約内容や手数料、買取金額の支払い方法などの詳細を確認しておくことが重要です。
3. 買取の手段を選ぶ
買取方法には、以下のような選択肢があります。
・来店買取: 自身で買取業者の店舗に製品を持ち込む方法です。 その場で査定と買取が行われるため、迅速な取引が可能です。
・出張買取: 業者が自宅や指定の場所まで訪問し、製品を査定・回収する方法です。 大量の銅製品やその他商品を一度に売却する際におすすめです。
・宅配買取: 製品を梱包し、業者に郵送して査定・買取を行う方法です。 梱包の手間は生じますが、遠方の業者を利用する際や、持ち込みが難しい方におすすめです。
迅速に買取をしたい場合は、来店買取と出張買取がおすすめです。また、上記の方法にはメリットとデメリットがあるため、自身の状況や製品の特性に合わせて最適な手段を選択しましょう。
4. 買取価格に合意したら契約成立
業者による査定結果と提示された買取価格に納得した場合、契約が成立します。 契約書の内容を十分に確認し、不明な点があれば業者に問い合わせることが重要です。 契約成立後、指定された方法で代金が支払われ、取引が完了します。
以上の手順を踏むことで、銅製品の売却をスムーズかつ有利に進めることが可能となります。 信頼できる業者を選び、適切な準備と手続きを行うことで、満足のいく取引を目指しましょう。
安心して銅を買取依頼できる業者の選びのポイント
銅製品を安心して買取するためには、信頼できる業者を選ぶことは大切な要素です。ここからは、初めて銅を買取依頼する方にむけて、安心して銅の買取を依頼できる業者を選ぶ際のポイントを解説します。
買取実績を豊富に展開しているか
まず、各買取業者のサイトを見て、銅製品の買取実績と買取価格を確認しましょう。サイト上の価格の相場を見ることで、実際の買取価格をイメージして取引を行えます。
また、買取実績が豊富な業者は、多くの取引経験を持っているため、市場の動向や製品の価値を的確に判断できる可能性が高い傾向にあります。 実際に買取ができるか心配な場合は買取業者にLINEやメールで写真を送って見積もりを依頼するのもおすすめです。
大まかな買取価格を確認できるか
事前に大まかな買取価格を提示してくれる業者は、取引の透明性が高く、信頼できる傾向があります。 公式Webサイトに参考となる買取価格表を掲載している業者や、問い合わせ時に概算の見積もりを提供してくれる業者を選ぶと良いでしょう。
レビューが豊富な買取業者もおすすめ
実際の利用者からのレビューや評価が多く寄せられている業者は、サービスの質や信頼性を判断する上で有益な情報源となります。 GoogleマップのレビューやWebサイトのレビュー、口コミサイトでの評価を確認しましょう。高評価かつレビュー数が多い業者を選ぶことで、安心して取引を進めることができます。
買取可能か迷った銅の製品は銀座蔵やにご相談を
本記事では、銅のアクセサリーや食器などを買い取る時に知っておくと安心な価格相場やメッキと銅の見分け方にくわえて、安心して取引を行える買取業者の選び方を紹介しました。
銅製品には骨董品や美術品、置物、花器もあります。自宅に眠っている銅色の小物や雑貨を見かけた際はぜひ買取をご検討ください。また、銀座蔵やでは他店では買取を断られた銅製品も積極的に買取を行っています。ご興味がある方は以下のサイトよりお問い合わせください。

